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2010/12/19

情熱大陸「落語家 柳家三三」

落語家 

柳家三三。

1973年生まれ。


国立演芸場を彩る36歳。

明快でよどみない。


目に浮かぶ情景描写。


確かな人物造形。


超のつく売れっ子。


1日4本を回るハイペース。

入門して13年。

柳家小三冶が師匠。

師匠に怒られたいやらしさ。


落語らしい楽しさとは何か?

2006年に昇進。

忙しい間で新しいことに挑む。

挑むなら他人と違うことをする。

三夜連続で38話の物語を出し切る。

そのためには直に触れていく物語を捉える。

三宅島を体で吸収する。



三夜連続で挑むが首をひねる事故。

一夜、二夜は無事に乗り切った。

クライマックスの三夜。体で感じたことをいかに出し切るか?

徹底することに余念がない。


それが結果を生むのだ。

2010/12/12

情熱大陸 「体操選手 内村航平」

体操選手内村航平。21歳。

ロンドンの金メダルに一番近い男。

美しい体操とは何か?

どうしても欲しいタイトルがある。

それは、仲間と勝つこと、

すなわち、

全日本選手権の団体優勝。


見た感じは大学生らしい大学生。

体操になると、目が変わる。

歳が下だとは思えない落ち着きを感じる。

体操両親から生まれた内村選手。

イメージ化する力。

それが、美しさを呼ぶ。

空間の魔術師といってもいい。

原点はトランポリン。

そこから生むのは三回のひねり。

跳馬が物足りないのでそこを完璧にするために常に向上心をもっていく。

体操は使わない筋肉を使う。

怪我をするとそこには集中して負荷がかかる。

そして、気になるとさらに負荷がかかる。

連鎖が止まらなくなる。

そして、始まる全日本選手権。

社会人団体と大学がひしめき合う選手権。

怪我と戦いは自分との戦い。

自分に勝つには精神次第である。


綺麗だ。

内村選手の演技をみて、そう感じた。

あの美しさは瞬間美。

輝いている。

自分の輝きは何か?

ひたむきに挑戦してこそ人生は輝くのだ。

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