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2011/06/12

情熱大陸「助産師 坂本トミエ」

87歳の一日始まりは身だしなみから。

日本最高齢現役助産師
坂本トミエ
87歳
大正13年生まれ。
助産師(じょさんし、Midwife

それは妊娠や出産にかかわり、助産行為を行う者である。
日本では、看護師や保健師と異なり、資格は女性のみである。
(引用:Wikipedia )

20歳で助産師となった。25歳で結婚し、子供は2人に恵まれた。

そんな彼女が取り出した赤ん坊は3915人。

Live your life。

基本は1人で切り盛り。
時には臨時で呼んだりと・・・

彼女は人生の先生であり、お母さんの先生。
お母さんのお母さん。お母さんのおばあちゃん。

愛着形成:採乳をして、愛情を形成する。
お母さんと子供との愛情表現。

こんなとき どうすればいいのか?
そんな質問にいつ何時でも誰でも答える。
思いやりと愛情に溢れた人だ。

だからこそ落ち着く暇もない。
それこそ眠る暇もない。

ミルク、おむつの替えetc…
赤ちゃんには時間は関係ないのだ。
そんな毎日を送っている彼女。
何が彼女をそこまで動かすのだろうか?

怖いものなし。
切に思う事なし。
嫌なことはないのか。

旦那さんに先立たれた想い。
ささやかな悔いがある。
もう少し話しておけばよかったと。
人生は色々だ。


赤ちゃんは賢い。
陣痛に徹底的に任している。
陣痛によって、出てくることを必死に伝える。
命を世に誕生させるために。

不思議だ。
世の光の中に出てきた瞬間に声をあげる。
出産の瞬間は立ち会ってみたいと思った。
そうすることで命の素晴らしさを改めて感じられると思った。

命って凄い。
生きているって凄い。
今日こうしているのが凄い。

だからこそ彼女は助産師として在る。
彼女を動かしている。


世の中は大変困難な時期にあると言われている。
こんな時だからこそ特に命のありがたさを感じる。
今日も生きていることに感謝して・・・
そして、明日はもっとよく生きよう。

今日を生きたかった人のために。
明日を生きたかった人のために。

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