日本ではガラパゴスと呼ばれるほど高機能なモバイルがあったために
前々からモバイルEコマースという分野には力を入れており、経験豊富なのかと思っている。
欧米やアジアはモバイル分野まだまだ発展途上なのかと思いきや、
スマートフォンの普及と共に日本もあっという間に、
いやもう抜かされているのではないかと感じるこの頃。
先日GREEが日本を除く地域でユーザーを一億人超えたと聞いて嬉しかった。
そんな嬉しいニュースと今現在私はアメリカいることもあり、英語力を鍛える意味でも
やる気が出て、新しく生まれたサービスをブログで発信していこうと思う。
今回紹介するのはサンフランシスコ生まれのスタートアップ「
Pago」というサービス。
このサービスはスマートフォン1つでブラウザからあなたの欲しい物を
注文し、支払いが簡単にできるサービスである。
アメリカ、特に今私のいるシアトルはスタバの発祥の地ということで、
スタバにはよく「行列」ができている。他の地域でも同様だろう。
そんな行列に並ばずとも代わりに対応をしてくれるのが「Pago」だ。
PagoはiPhone、Android、BrackBerryに現在対応しており、
Windows Phone7はcoming soonである。
現在すでに50以上のベンチャーパートナーを抱えており、まさに期待の星だ。
PagoのCEOであるLeo Rocco氏はこう語る、
Pagoは日常的な消費者と販売企業のやりとりの効率の悪さにうんざりして、
ローンチしたライフスタイルに寄り添ったコマースサービスである。
このコマースが朝のコーヒーからクリーニングまでの消費行動を
一人ひとりがもっと簡単になれることはわかっていた。
使い方は簡単だ。
アプリユーザーはPagoのアプリから欲しい品物をどこのお店で買うかを選択し、
注文して支払うだけである。注文から決済までアプリ内で完結するサービスだ。
また、このアプリで買うとクーポンで割引となって購入もできたりする。
さらにTwitterやFacebookからレビューを参考にして、友達にギフトを届けられたりもする。
一方、販売企業側は商取引法システムが入っているPagoのネットワークから
取引データや顧客情報を手に入れることができるのだ。
参加している販売企業は契約するには消費者から得た利益からロイヤリティーをもらうことで
このPagoのネットワークから情報を手に入れることができるのだ。
ちなみに企業側は現在はMountain ViewやLas Vegas地域の限定で
スターバックスやKFCやサーティワンなどと飲食店が多そうだ。
従来のクーポンサービスに加えた売買代行というサービスがどれだけ人をくすぐるか楽しみだ。
一見すると日本ではよくありそうなサービスではないかなと感じたが、
意外とスマートフォンアプリとしては少ないものである。
個々のお店のアプリはあっても色々なお店を網羅したアプリはまだまだ少なそうである。
日本もこのEコマース分野のスマートフォンアプリはこれからどんどん出てくる分野であるだろう。
(参照:
Pago Mobile Apps Let You Order & Pay for Food & Services)