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2010/10/31

情熱大陸「登山家 服部文祥」

Wonderful World「山神に捧ぐ」

10月、折れた三本の肋骨が治りかけ。

一体何があったのだろうか?

彼はただの登山家ではない。

サバイバル登山家。


服部文祥(はっとりぶんしょう)、41歳。横浜生まれ。

人は彼を屁理屈屋という。

1年の150日を山で過ごす。

人はどこまで山と向き合えるか?

山から何か得られるものがあるからこそ挑む。



彼は素晴らしい登山家。

元々キャリアがある。

数々の記録を打ち立てている。

その途中に生まれたのはサバイバル。

自然に帰りたい。

人は自然から生まれた、


家になかなか帰らない。

準備は多いのかと思いきや少ない。

玄米、寝袋、鍋、調味料など少数。

山ではイノシシの油が役に立つ。


今回取材は原則、足でまといにならないこと。

取材は登山のプロにまかせる。

サバイバルであるからこそ過酷だ。

登山は獣道をいくのみ。

家は恋しいが野生が目を覚ます。

ひもじいと弱音を吐かずにいられない。

食糧を得るために歩き続ける。

K2を登る時、軽装で軽々と登る人を見たことで

サバイバル登山に目覚めた。

日本の山は面白い。

何を好きこんでと思われても仕方ないが

関係ないのだ。


自分しかいない状況に生がより近く感じさせられる。


生と死。

生きるために食べる。

猟銃で仕留められた鹿。


可哀想なのか?

なら生きるために毎日食べる鶏や豚や牛とは何が違うのか?

生きるために人は死の上に成り立っている。


三人の子供と奥さん。

昭和の食卓を感じさせられる。

少年のような服部氏。

好奇心が旺盛なことから

子供もそのスタイルが伺える。


夏、南アルプス。

夏山は食糧が豊富だ。

獲物を殺すことに恐怖もある。

生きるために必要だ。

山は何人も受け入れることもあり、

拒否することもある。


そして、転落が起きた。

30メートルの下のところに叩きつけられた。

肋骨が三本折れた。

生きなければ鹿やイワナに申し訳ない。

そして、家族を想う。


生きてるって素晴らしい。



だからこそ感謝が生まれる。



「ありがとう」

2010/10/24

情熱大陸「ジョッキー 武豊」

競馬を知らないものでも名前を聞いたことあるのではないだろうか?


「武 豊」

41歳。

1969年3月15日生まれ。


父がジョッキーだったのでジョッキーを選んだ。

ジョッキーという馬に乗るスポーツの選手。

競馬界はもちろん日本中が知る天才。



数々の名馬の手綱を引いてきた。

20代で名誉を得たジョッキー

11年前も情熱大陸に出ていた。

ヘリで移動するその多忙さには唖然。

11年前は情熱大陸の存在も知らなかったが

武豊は知っていた。

通算勝利数3358勝という桁違い。

天才としか言いようがないが本人はそれが当たり前。


日々邁進。

しかし、そんな時に落馬での骨折。3月。

人生最大の危機をどう乗り越えるのかが興味深いところ。

初めての危機がさらなる進化を引き起こすのか。


7月22日、怪我は治りきってないのが

馬を乗りながらリハビリ。

4か月ぶりの復活レース、勝利のない馬で勝負で四着。

三か月後の凱旋門賞という世界一を決める大会に出るための調整。

目標に向けて、一歩一歩進む。

競馬界を盛り上げるための行動も欠かさない。

地方競馬は人が離れているからこそ

イチローや石川遼のように天才は努力の天才だ。

比較するのは自分。

ライバルは自分だ。

フランスのパリで始まる凱旋門賞でもそうだ。

過去の凱旋門賞を超えられるかどうか。

体重が変わっていない。51㌔。

体重計に乗ること、人の見えるところに。

足の速い人は偏平足とは驚き。

さて、肩も治ったし、凱旋門賞はどうか。

結果だけを求めるのが理想。

プロセスががむしゃらでいい。

5度目の凱旋門賞は残念だった。


また次、決して諦めない心が見える。

そして、日本でのG1復活劇「菊花賞」

長距離のG1に挑む。23年連続G1勝利を目指す。


しかし、勝負は難しい。

いつまでも馬に乗るために次は取ってくれるだろう。


今日の自分に勝つために。

Webアクセシビリティ勉強会in神戸

本日、神戸にてWebアクセシビリティの勉強会に参加した。

アクセシビリティについて勉強するのは始めてであったので

いい勉強になったと思っている。

今回三人の方からお話を聞いたのだが、それぞれ三方は違った立場であるので

それぞれのお話が新鮮で面白かったです。

以下に話を自分なりにまとめたものを記述します。



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そもそもアクセシビリティとは何か??

高齢者・障害者を含む、誰もが様々なサービスを受けられる・利用できるということだ。

今回はWebアクセシビリティなので

Webを誰もが利用できるかどうかということについての勉強会。

利用できるという感覚は

知覚・理解・ナビゲーション・インタラクション

の四つで構成されている。

この四つを満たして初めて、アクセシビリティを達成していると言える。


2010年の8月にそのアクセシビリティについて定めた


「JIS X 8341-3」規格


が6年振りに改正された。

JISというのは日本の規格であるが

この規格はグローバルスタンダードである

WCAG(Web Contents Accesibility Guildline)2.0という規格の

ほぼ日本語訳であるために国際規約に準拠しているものといっていい。

2004年以前は日本は独自規格であったが

2004年6月にWCAG1.0に合わせて初めて国際規格に準拠を開始。

Webサイトがあちらこちらに乱立するようになり、

使い勝手が問われるようになったからこそ

アクセシビリティの重要性が増したのである。


また、Webを用いた登録や更新作業が増えているので、

肢体不自由の方や目が見えない方などの障害者の方や

これから高齢者が増加していくことなどからも

アクセシビリティは重要な点といえるだろう。


規格が今回改定されたのだが

違いは表現が正確になったということである。


例えば、以前のJIS X 8341-3はコンストラスト比について

「十分なコンストラストであること」

のように表現されていたものが今回は

「4.5対1のコンストラスト比であること」

と具体的になっていることが一目瞭然である。


また、この規格以外に

Webサイトを構築しているHTMLが

新しくHTML5になろうとしていることは

この業界ではかなり有名なことだが、

このHTML5がアクセシビリティの向上に

貢献していることも話にあった。


新しく追加された要素は

Webの可読性を向上させていることや

Webアプリケーションの使い勝手が増していることから

より効果的な表現をする術が得られたことが

アクセシビリティの向上に一役を買っている。


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以上から

このように規格は明確になったものの

実際に高齢者や障害者に対応しているのかどうかは

実際に使ってもらわないとわからないものである。

この規格はあくまで最低ラインといってもいいだろう。

この最低ラインのチェック項目で評価を得て

かつ

高齢者や障害者の方に実際に使用してもらい、評価を得ることで

初めてアクセシビリティは達成されると感じられる。

世の中にWebサイトが溢れている状況ではあるが、

一歩でもアクセシビリティが進むことを願わんばかりである。

そして、そもそもまだまだ技術不足の私には

アクセシビリティに対応する以前の問題が山積みである。

2010/10/10

情熱大陸「演出家 栗山民也」

演出家 栗山民也 57歳

演劇愛⇒演激愛

そうそうたる役者に対してユニークで熱く的確。

職人におようなインテリ。

集合の一時間前に出入り。

準備を怠らない気持ち。

演劇は教育。

井上ひさしというメンター。
メンターという存在は大きい。

人生において、メンターがいることは大きい。

自分を導く存在だけではない。

自分を自分で歩けるようにしてくれる。

先生とはまた違うのだと思う。


演劇って奥が深い分暗黙知が多い。

それを感じ取るのは人間の五感。

五感が鋭くなることで

栗山民也という演出家が鋭くなる。


細かい構成が作品を表現する。

一本一本命がけであるからこそ

一つの失敗が大きいということを物語る。

言葉って深い。


言葉を信じるってなんだろうか。

俳優を信じることにも繋がるのだろう。

しかし、演出家は孤独である。

しんどい仕事、何度も辞めようと思ったもの。

だけど俳優を活かすことができた時の達成感は

何ものにも絶えがたいものなのだ。

そのような達成感を得るためには


寝る食べる以外の時間をどう使うかが重要だろう。

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